2012/11/01

手紙

 
 
前のと似ているお話ですけど、よろしければどうぞ。
 
 
男が帰り際に残した言葉が忘れられず、
またこの場所を訪れたエルフの女。
今までに感じたことの無い快楽に体が欲していた。
見知らぬ男に体を預け、そして乱れた記憶。
このまま快楽に身を任せて進んでしまったら
自分はどうなってしまうのだろう?
そんな恐怖も感じながらも体の疼きを抑えきれず
男が待つ、あの場所へと近づいていた。

 
コンコン
 
ノックをしても反応が無い・・・。
恐る恐る扉の取っ手に手を掛け開いていく。
中を覗き込むと男の姿は見えず、緊張の糸が解れたように
女は安堵の息を洩らす。
 
「ふぅ・・・・ん?」
 
ふと、視線を下げると手紙が置かれていた。
手紙を手に取り上げると何かがゴトンと滑り落ちた。
女は床に落ちた物を見つめ硬直していた。
それは、男性器を模した大きなバイブで
何やら液体が纏わり付いていた。
ふと鼻に付く、独特の匂い。
この液体は男の精液だろうと、女は悟った。
精液の匂いに体が反応し鼓動が早まっていく。
 
「っ・・・・」
 
しばらくすると、女は手に持った手紙に視線を移し
食い入る様に見つめ、小刻みに体は震えていた。
やがて大きく息を吸い込み、何か自分に言い聞かせるように
独り言を言うと、おもむろにスカートを脱ぎ始める。
 
 
手早くスカートを脱ぎ、下着を下ろしていく。
ふと女は自分の性器を見つめ、そして困惑の表情を浮かべていた。
女の膣からは蜜が溢れ下着を濡らしていた。
こんな変態じみた行為を強要されているのに
濡れてしまっている自分に困惑したいるのだろう。
 
「ぅぅ・・・・っ」
 
汚れてしまった下着を脱ぎ捨てると、
女は床に落ちたバイブを拾い上げ見つめていた。
誰の物か解らない、男の精液でまみれた
バイブを使って自慰をする事など相当抵抗があるのだろう。
しばらく様子を見ていると、女の激しい吐息が聞こえていた。
 
「はぁはぁ・・・・はぁはぁ・・・」
 
すると、女は覚悟を決めたのか
バイブを自分の膣へと押し当てた。

 
「あっ・・・・っっっ」
 
深夜の町に女の甘い声が響き渡る。
グチャグチャと音をたてながらバイブの先端が
膣を掻き分け進んでいく。
バイブに付いていた精液が潤滑油となり
何の抵抗も無く女の膣へと飲み込まれていった。
床は押し出された精液がボタボタと滴り落ち
床に染みを作っていく。
 
「はぁぁ、はぁはぁ・・・・あっ」
 
グチャグチャと埋没していくバイブの感覚に女は酔いしれていく。
体に感じる感覚がどんどん強くなっていき
徐々にバイブを持つ手に力が入る。
その時、手に持っていたバイブが精液で滑り、
女の膣からズルリとバイブが抜け落ちた。
予想もしなかった刺激に女は声を上げていた。
 
「ああっ!・・・・はぁはぁ・・・」
 
 
 女は落ちたバイブを拾い再び自分の膣へと
バイブを沈めていく。
 
「はぁはぁ・・・ぁぁぁ・・・あっ・・ああああ」
 
バイブが飲み込まれるたびに、女は甘い声を上げ
体に感じる感覚に喜んでいるようだった。
そして全てが飲み込まれると、おもむろにバイブを
引き抜きそして再び膣へ沈めていく。
バイブが上下するたびに、グチャグチャといやらしい音が
辺りに響き渡り、女の膣からは大量の蜜が溢れ出していた。
 
グチャグチャクチャグチャ
 
「はぁ、はぁ・・・・あ、ああっ、すごい音・・・きもちぃよぉ・・・」
 
 
女は自らを慰める事に没頭していた。
バイブから与えられる刺激は
あの時男に犯された感覚に及ばないが
体の疼きを沈めるのには十分だった
 
誰の精液なのか解らない、精液でまみれたバイブを膣へ入れ
その匂いとバイブから受ける感覚。
そんな事を思っているだけで体は熱くなっていき
更なる刺激を求めてバイブのスイッチに手を掛けた。
 
ブゥゥゥゥゥゥブブブブブ
 
グチャグチャグニチャニチャ
 
「ああっ!きもちいよぉ・・・私また・・あっ・・・また犯されてるぅ・・・ああ!」
 
女の膣の中で激しく動き回るバイブ
その刺激は余りにも強烈で女は耐え切れず
腰を屈めその刺激に耐えていた。
 
 
女は耐え切れず腰を落としていた。
恥ずかしげも無く股を開き、膣の中で動き回るバイブを見つめ
切なそうな表情を浮かべる。
 
ヴォォォウウウウヴウッヴォォヴウ
 
「やぁ、やぁぁぁ、あああっ、ああっ!ああん!」
 
トイレの中で一人甘い声を上げ、
その声は辺りにも聞こえるほど大きな声だった
女の体は紅色に染まり膣は止め処なく蜜を溢れ出す。
 
女は膣から溢れ出した蜜を手に取り
クリトリスに刺激を与えていく
バイブの刺激とクリトリスに与えられる刺激は
強烈で体が自然と痙攣を始めていた。
 
 
ウォォンカヴァヴァヴヴヴヴ
 
「あっあっ、あ、ああ・・・はぁぁん!」
 
夜の街に響く女の喘ぎ声といやらしく響く機械音
女の膣から溢れる蜜は止め処なく流れ出し
内股やアナルまでも濡らしていた。
しかし女は気にする事無く自慰に没頭していた。
 
「はぁ!はぁ!ああ!ああっああ!」
 
髪をかき乱し、乱れていく女
体は真っ赤に染まり、呼吸も荒い
そして女の喘ぎ声は大きくなっていく
もう絶頂が近いのだろう。
 
 
女は足を大きく開き、小刻みに体は痙攣し
バイブからの刺激に反応し喘いでいた。
自慰に没頭し恥じらいも無く、股を開く女の姿は
まるで自分のいやらしい姿を誰かに見てほしいのだろうか?
そんな姿を見ていると女の声が変わった。
 
「はぁぁん、はあ、はあ、あ・・・ああ・・いっ・・やぁぁん」
 
はぁはぁと呼吸するのにも苦しそうだが
それ以上に体に感じる感覚が強まっていき
女を絶頂へと導いていく
 
ヴヴヴヴヴヴゥゥゥヴヴ
 
 「あっ!ああ!やぁ・・・ああ!いくっ・・・・・・いく・・・」
 
小刻みに震えだす女の体
女は絶頂を迎えようとしていた。
 
身を隠し様子を見ていた私は女に声を掛ける。
 
 
私の声に驚いた女は身を小さくし震えていた。
しかし声の主が私だと解ると安心したのか
泣き出してしまった。
 
「どうして・・・どうして・・・こんな事させるの・・・ぅぅ」
 
私は女の問いに何も答えずじっと見つめていた。
すると女は急に体をよじりだし唇を噛み締めていた。
 
ヴゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
 
小さく聞こえるバイブの作動音
バイブの電源は切られておらず膣の中で蠢くバイブは
女に刺激を与える。
こみ上げる感覚に女は小さく声を上げた。
 
「あっ・・・・・・ぅぅぅ」
 
すると女は体に力が入らないのか
体を横に倒し小さくうずくまってしまう。

 
女の目からは涙がボロボロと零れ落ちていた。
そしてバイブから与えられる刺激に酔いしれながらも
必死に自分を抑えようとしていた。
 
(いつまで、耐えられるのやら・・・)
 
女を見つめながら、そんな事を私は考えていた。
絶頂の寸前で止められてしまい
体の火照りは収まるはずも無い。
 
さあ、言え、言ってしまえ
 
すると女が小さく何かを呟いた。
 
「体が・・おねがい・・・私を・・・・犯して・・・さい・・・」
 
女の言葉に私の顔はニヤついていた。
 
おしまい。
 
 
 
内容が前に書いた物に似ている物になってしまいました。
もうちょっと違う感じにしたかったんですけど
できたら同じ・・・うーん。
それに少しずつ作っていたので色々おかしい部分も多いです。
でも、最後まで読んでくれると嬉しいです。
 
以下ボツSSです。


 
 
 
 
 
 
 

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